2007/11/02

特定商取引

ネットで買い物してると、「特定商取引法に基づく表記」なんてイカメシー文言をよく見ます。
「特定商取引法」ってのは「訪問販売など消費者トラブルを生じやすい特定の取引類型を対象に、トラブル防止のルールを定め、事業者による不公正な勧誘行為等を取り締まることにより、消費者取引の公正を確保するための法律」だそうで、インターネット通販もこの「特定商取引」に該当するっていうことなんです。この法律に従わないと罰則があるんですが、どうもこれに違反しているサイトが跡を絶たない。特に個人サイト。

個人サイトだろうがなんだろうが、法律で表示しなきゃならないコトってのが定められてて、スペースがなくて表示できない場合は省略可能なものが多いけど、それを省略するためには「消費者からの請求によって、これらの事項を記載した書面 (インターネット通信販売においては電子メールでもよい)を 「遅滞なく」提供することを広告に表示し、かつ、実際に請求があった場合に「遅滞なく」提供できるような措置を講じている場合には、下の表<省略>のとおり広告の表示事項を一部省略することができる」んだけど、そんなこと書いて無いサイトが大多数。同人活動やってて実名晒したくないってのはものすごくよくわかるんだけど、それは購入する側にとって不利益だから法的規制がかけられてるのである。詳しくは企業の通販サイトとか、参考にした経済産業省のサイトを見てもらえれば良い。オタクをしょっぴくって、こういうのを使えば案外簡単そうなので、自衛はお早めに。

こういう法律がイヤなら変えれば良いのであって、そのための選挙権だと思うよ。

参考:特定商取引に関する法律のページ(経済産業省)

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